WORK STYLE 働き方への取り組み

当法人での勤務を希望されるみなさまへ

3つの使命

当法人は、『正しい医療を提供し、皆さんが笑顔・元気・健康になる、また行きたくなる楽しい医院』を理想像として掲げております。

この理想像を達成するために、次の3つの使命を提唱しております。

使命1

患者さんを健康にし、人生を豊かにする。

使命2

患者さんの受診体験を最高のものにする。

使命3

関わる人全てが笑顔になれる場所を創る。

しかし、いくら使命として掲げていても、それを当法人のメンバーみなさんに実践していただけなければ、意味がありません。
そのため当法人は以下のことをみなさんにお願いしております。

使命を達成するための
3つの課題

当法人の3つの使命を、日々の3つの課題に落とし込み、これをメンバーのみなさんに実践していただきます。

課題1

その医療は、本当に目の前の患者さんを健康にするか?

課題2

そのサービスは、本当に目の前の患者さんを笑顔にするか?

課題3

自分たちは笑顔で働けているか?

この3つは、当法人での重要な評価項目にもなっております。この課題を日々考え行動してくださる方を募集しております。

課題を実践するための
4つの行動指針

当法人では、上記の課題を効果的に実践できるように、4つの行動指針を定めております。

指針 1

正しい医療を提供するための
「4つのS」

医療は他の業種と異なり、サービスの一環として患者さんに危害を加えねばならない状況が起こり得ます。他の業種では絶対に考えられないことですが、医療では毎日のように生じていることです。

例えば、痛みを取るために点滴をする。点滴をするために、点滴用の針を体に刺すという危害を加えなければなりません。 そのために、当院では絶対に守らなければならないルールを「4つのS」としてまとめております。

1. Safety:安全

患者さんの安全を確保することは何よりも優先されなければなりません。
安全が確保されなければ、そもそも医療というサービスを提供してはいけないと考えております。

2. Smile:笑顔

患者さんに危険を伴う処置を行う際に、患者さんの不安を和らげるべく、笑顔で接する必要があります。
またこの笑顔とは、処置を行う側にも心にゆとりを持って落ち着いた気持ちで処置を行う、という考えも含まれております。
そもそも自分の行動に余裕を持てなければ、患者さんもそれを敏感に感じ取り、不安を増強させてしまうきっかけになってしまいます。

3. Skill:技術

先ほどの笑顔や余裕を持つためにも、自分の行う処置に対して自信を持たなければなりません。そのために適切な技術を習得しなければなりません。
患者さんの体に侵襲的は処置を行う上で、技術の習得は言うまでもなく、また、技術の習得無くして、笑顔も安全も提供することができません。

4. Speed:速度

ある程度技術が成長したのであれば、そこに迅速さを加えることこそ、プロとしてあるべき姿と考えます。
正確かつ迅速に医療を提供できるように、常に自身を高めていく必要があります。
また、医院全体のサービス提供の速度をあげることも、良い医療を提供する上で大切なことです。


「安全を確保し、落ち着いた気持ちのもと、正確で迅速な医療を提供する」。
これら4つのSは、その順番も非常に大切です。
そもそも、安全の確保ができていないのに笑顔でいる場合ではありませんし、正確な医療を提供できないのに急いでいる場合ではありません。
これら4つのSを実践することで正しい医療が提供できると考えております。

指針 2

良い職場を作るための
「4つの行動」

雰囲気の良い職場を創って行くために、職員の皆さんに取り組んでいただいき行動を4つ定めております。

1. 態度を選ぶ

『我々のほとんどの人は、人生の50%の時間を仕事に費やす』と言われております。
この50%の時間をどう過ごすか?どうせなら、ポジティブな気持ちで楽しく過ごすべきではないでしょうか。
では、どうやってポジティブに楽しく過ごすことができるのでしょうか?
それは、ポジティブに生きると『自らが決める』ことです。

多くの人々が、周囲の意見に流され、本当の自分の考えや気持ちを見失っていることが多いように思います。そのせいで、自分の感情までもそのからの影響によって変わると考えている人が非常に多いです。しかし本来、自分の考え方や気持ちは自分で決めるものです。いやむしろ、自分でしか決めることができません。自分ができることに力を注ぎ、それによって周囲を変える。まずは自分が変わることで、周囲を少しづつ周囲に影響を与え変えていく。

一人ひとりが『ポジティブに楽しく過ごす』と自らが決めている職場は、ポジティブなエネルギーで溢れる職場になります。
当院はこのポジティブなエネルギーが溢れる場所を目指します。

2. 遊ぶ

これは職場全体に遊びを取り入れることを意味しています。
ここで注意することは、『ふざける』のではなく『遊ぶ』ということです。『ふざける』には周囲に気を配ることなく、自分(達)さえ良ければいいという考え方が背景にあります。しかし『遊び』には、周囲をポジティブにする力があります。みんながポジティブな気持ちになれるように職場に遊びを取り入れる。この『遊び』が、また行きたくなる楽しい病院を作り出します。

また、働く職員にとっても、遊びが職場に溢れていると、仕事が単純な報酬を得るための作業ではなくなり、その職場に行くこと自体が目的となります。

3. 相手を喜ばせる

遊び心の背景には、『相手を喜ばせたい』と思う気持ちがあります。
そして、この相手を喜ばせたいと思う気持ちは、ポジティブなエネルギーの源になります。
この相手を喜ばせたいと思う気持ちは、もともと医療の根本にあるものです。それを『当たり前』と考えず、『有り難い』ものとして大切にして行く必要があります。

4. 注意を向ける

職員全員が、他の人が助けを必要としている瞬間を見逃さないようにすれば、みんなで助け合おうとする雰囲気を生み出します。その雰囲気によって、お互いがお互いを支え合う環境や、みんなで協力して目的を達成しようとする力を生み出されます。また、患者さんに対しても常に注意を向けることによって、良質な医療を提供できます。

指針 3

私たちが大切にする
「7つの人間性」

当院では、『こんな人と一緒に働きたい』という人間像を、7つの人間性として明確に打ち立てております。

1. 誠実な人

嘘をつかないこと、ミスがあった場合はちゃんと謝ることは、小学校で学ぶとても基本的なことですが、信頼関係を築くためには大切な人間性です。嘘をつく方は、信用することはできません。

2. 明るい人

ポジティブなエネルギーが溢れる医院を作るためには、ポジティブでいることを選択できる人が必要です。
この様に、自分で感情を選択できる人を大切にします。

3. 認め合える人

誰が一番だとか、正直どうでもいいことです。受診された患者さんが笑顔になることが一番です。
そのために、お互いの良い点を認め合える人を大切にします。

4. 高め合える人

認め合えれば、他者の良い点を自分にも取り入れ、自分を高めることができます。
そうやって、お互いがお互いに良い影響を与え合うことができる人を大切にします。

5. 喜び合える人

自分だけでなく、周囲に注意を払い、みんなが喜び合える環境を作れる人を大切にします。
また、同僚の成功を妬まず、一緒に喜び、自分も頑張るぞと励みにできる人を大切にします。

6. 笑い合える人

ふざけるのではく、遊びを取り入れる余裕を持ち、周囲に笑顔をもたらせる人を大切にします。

7. 助け合える人

これも周囲に気を配り、困っている人がいる場合は手を差し伸べ、その場の雰囲気をよくできる人を大切にします。

指針 4

良質なサービスを提供するための
「3つの仕組み」

患者様の受診体験を最大化するために、日々の業務を振り返り良質なサービスとは何かを常に考えて行く必要があります。当法人では、この振り返りに関してもルールを導入し、取り組んで行きます。

1. 数字化する。

まずは、現状を客観的につかむ必要があります。
なぜなら、可能なかぎり客観的かつ正確に現状をつかむことができなければ、感覚に従うしか無くなってしまうからです。そのスタートが『情報の数字化』であり、その背景には『常に疑う姿勢』と『漏れなく要素に分解すること』が必要です。

例えば、受診された患者さんが診療について非常に満足している、という声が挙がってきたとします。
この情報は「定性データ」と呼ばれるもので、行動心理や要望を反映するのに非常に有益な情報ですが、この型のままでは有効に活用することができません。
そのため、まず、「診療のどの点が良かったのか」や「他に比べてどの点が良かったのか」など『疑う姿勢』を持ちます。そして、この疑問を解消するために、「診療が良かったのか、職員の受け答えが良かったのか、院内の雰囲気が良かったのか」など良かったと思われる点について『漏れなく要素に分解』し、その要素ごとに『情報の数字化』を行います。

この過程によって、「定性データ」は客観的な評価が可能な「定量データ」に変換することができます。

2. イノベーションを起こす。

イノベーションと聞くと、『何か新しいものを生み出す』という難しいものに思えますが、決してそんなことはありません。イノベーションとは、『より良いものを生み出す』ことです。そのためには、現状の問題点を把握することが大切です。数字化されたデータによって現状を正確に把握すると、問題点が見えてきます。

この問題点を改善することが、『より良いものを生み出す』ことに他なりません。
よってイノベーションとは数字化とセットで成り立つものです。

3. マニュアル化する。

マニュアル化と聞くと、世の中的にあまり良いイメージがありませんが、実は非常に大切は仕組みです。
数字化して問題点を把握し、イノベーションによってこの問題点に対する解決策を講じ、その解決策がどんなに効果的であったとしても、その解決策が組織内に広がらなければ意味がありません。
そのために、誰がやっても結果を出せるような仕組みが最終的に必要になります。これがマニュアル化です。

よってマニュアル化は組織として良いサービスを提供するためになくてはならない仕組みです。

当院では、この3つの仕組みが形骸化しないように、業務部門とは別に、各部門に横串を刺す形で3つの独立した委員会を立ち上げ、常にこの仕組みが動くような体制をとっております。


これらの行動指針を遵守してくださるかどうかを、当法人では評価項目に定めております。
当法人は、上記の3つの課題及び4つの行動指針を実践してくださる方を大切にしております。

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